■令和7年度 倫理経営講演会 経過報告
 令和7年4月21日 ㈪ 18時~20時50分、三高サロンに於いて久喜市倫理法人会主催の「令和7年度倫理経営講演会」を行いました。
初夏を思わせる陽気の中、スタッフも気合いを入れての開催でした。「経営力を磨く―小さなことから会社は変わる―」というテーマを基に、(一社)倫理研究所監事の野中真一郎氏と千葉県倫理法人会相談役の髙尾博司 氏(事業体験報告者)による講演を行いました。

◆講演内容◆
野中氏:世の中には、目に見える物と見えない物があります。生きてく上で、全てが繋がっています。(バタフライ効果:小さな出来事や行動が、連鎖反応を起こして予想もしていなかった大きな変化を引き起こす現象)
私は以前、ワンマンな経営で従業員が耐えきれず、50人中の10人が退職しました。
いろいろ考えてみたものの、数字では表せない事がありダメもとで倫理指導を受けると「遠くの物ばかりを求めず、近くの物事をよく視て実践する事が大事」と言われ、先ずは身近な女房に相談し経営方針を見直しました。
会社を経営する上で、身近な奥さんがキーポイントとなり、経営に携わって無くても辛い事や無理難題でも、解決策を導いてくれる一番の相談相手だと気づきました。
家庭生活と会社経営は繋がっていて、物事の結果を出すのは女性(奥さん)との愛和だと分かり実践してます。















髙尾氏:父が水道屋を営み、母は民宿を経営してました。学業を終えて、設備業の会社に10年務めたのち、30才で父の仕事を手伝う事になりましたが1年後、父が亡くなり家業を継ぐ事になりました。
私の家族は、女房と子供(長男・次男)の4人家族です。次男は、障害者で幼少の頃から不便な生活でした。その事で長男は、同級生などからイジメに遇っていました。
以前、会社の経営を回し手形で運営(恐ろしさも知らず)していました。そして、倫理法人会に入会後に「負当り手形」が回ってきて経営が困難になりました。早々に倫理指導を受けると今まで見えなかった物(一番大切な事)が見えてきて、無理を承知で現金決算に切り替え、借金は全て返済しました。
社会人になって、問題は判っても解き方が判らなかったが、倫理に入って見る物聞く物が新鮮で、今では全てが「宝」になってます。

今回の講演では、貴重な体験話に皆が耳を傾け成功裏に終わる事が出来ました。参加者(最終報告 181名)

倫理経営講演会のスタッフ一同、講師を囲んでパチリ!

会社の変革を語る野中真一郎 氏

貴重な体験談を話す髙尾博司 氏

講演会場風景








 
「埼玉1番!」を目指す平澤健一郎 会長


講演会場の講師控室でパチリ!

 
講演会場の設営風景

懇親会風景









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